報告(01.11)鏡開き

私事では御座いますが、ご報告があります。長くなりますが(^^);


以前よりプロツアー(旧BR-1)を目指して2007年より本格的に自転車に取り組んできました。

初めてロードレーサーに跨ったのは二十歳の時でした。

トライアスロンの為にバイトして安いロード(パナソニックのオーダー)を買ったものです(当時の10万は僕にとっては安くない)しかし、1ヶ月もしないうちに落車で廃車。
パーツだけを生かしてアンタレスを買ったのが2台目。
これも暫くして○井で練習中に事故で廃車。
3台目は、当時お世話になったWeestyさんでピュアカーボンジャイアントなるものを買って乗った。
これで結構色々な大会に出た。テンションディスクなんて付けて走ったりもしたなぁ〜w

すると、リレハンメル五輪でモーグルスキーに興味を持ちのめり込む。
当時はザウスなんてのもあったので年間滑走日数は100日以上あったと思う。
しかし、結局全日本には出れずに中途半端。。。
そして32歳で結婚して1児の父となる。
その頃からブクブク太り始め、一時は90キロ近くまであった。
これはマズイと思い、倉庫から引っ張り出したのが4台目のキャノンデールCAD4 saecoバージョン!チッポリーニと言うスプリンターに憧れた。
アクアサポーネのコスプレやチッポ様のアルカンシェルに身をまとって○井を数周して満足してた。
往復は車だし、煙草も吸っていた(マジ舐めているな!)

そんなこんなでモヤモヤしていた2005頃、仲間で「FAST+LANE」と言うチームを作る。
チームと言ってもただ同じジャージを着て楽しんでいるだけ。
しかし、大会に出るからには勝ちたいと言う競技心が出始めてしまう。
僕を変えたのは、初めて出た2006年のツールド沖縄200km。
150kmの関門で完走できなかったのだが、そこで当時Spaceに所属していたヨシノリに出会う。
衝撃を受けた。
俺!何やっているんだろう???真剣にやらなくっちゃ。。。

2007 Spaceの門を叩く。
3年間在籍させて頂き、色々な経験をさせて貰った。
その時に出会った仲間は本当に良い人達ばかりで今での良くして頂いている。
実は1年目で当時のBR-3からBR-1にまで行けて一度だけ走った。
加東でのレースだが、瞬殺だった。

その後、チームは二年連続(若杉・高塚)をエースとして優勝したがプロツアーには行かないと決めた。

僕は当初から3年頑張るつもりだったのでチームを辞めてのんびりと走るつもりだった。
しかし、チーム員が実業団で走りたいと言う強い要望があったので、ゼロから始める事にした。T中さんに無理なお願いをしてカッコいいウェアも出来たし、皆で遠征するのも楽しかった。そういえば、お披露目のTOJで優勝なんかも出来たんだった。
とにかく、FLRを有名?にしたいと言う思いが強かった。

2年目からは、チーム員も増えて木祖村にも挑戦した。結果は残念だけれど貴重な体験だった。
イナーメの皆に鈴鹿の一員に入れてもらい、リーダージャージ着たりして楽しい思いをさせて貰った。
特にサムとルックさんと出る埼玉TTTは楽しい。

そして、3年目。僕はチームの為にやりきろうと思っていた。
途中、JPTの権利を得たら移籍して走りませんか?と言う有り難いお話も頂戴したが、2012はチームの為に貢献したいと、丁重にお断りした。
その後直ぐに白浜での2連勝。。。そして、リーダージャージなんてものまで着させて頂き、5ステージ鈴鹿もチーム員で組めた。カトチェにも参戦して貰ったが、どうしても皆で協力して戦う楽しみを知って欲しかった。
結果は上出来の総合3位。。。雑誌のインタビュー?なども受けて全国区?になってきた。
正直嬉しい。でも逆に自分が知らない人でも相手は知っているので恥ずかしくない様な行動をしなきゃと思った。

気がつくと、シーズン半ばで来期の事を考える様になっていた。

JPT(プロツアー)の権利は十分にある。どうしよう???

でも、僕が抜けたらFLRってどうなってしまうんだろう?

けど最後のチャンスだし、何より何時も中途半端な自分が居て情けない。
競泳・トライアスロンモーグル全て半端。
自転車位何とか自分で自分に納得したい。体中が悲鳴をあげ始めている。もう、後数年しかないと思う。
そんな時チームメイトが、「大丈夫!帰ってくる所はありますよ。頑張って」って背中を押してくれた。
涙が出そうだった。

ヨォシ!俺頑張る。

色々自分の事やチーム員の事を考えて慎重に動いた。

縁があって、元チームメイトの組長のお陰でこんな僕でもチームに招いてくれる所がありました。
本当に感謝して、少しでもチームの為になる様に一生懸命走りたいと思います。
FLRのチーム員有難う。
そして、これからお世話になる「エスペランス・スタージュ山口/WAVE ONE」の皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。